ボリビア多民族国のホストタウンとしての活動

特色ある民族文化・芸術を持つボリビアと、江戸の文化芸術やものづくりの精神が引き継がれた伝統ある墨田区は、伝統文化を継承しているという共通のテーマを持っていることからホストタウンになりました。日本在住のボリビア人やボリビア在住の日系人も参加し、墨田区とボリビアに関わる人々がボリビア選手の応援をきっかけに情報発信や交流をし、その輪を広げて様々な活動を共にすることで友情を育み、互いの発展につながるようなイベントやものづくりを促進しようとしています。期間中の応援やイベントはもちろん、ウェブでの交流により国際理解を育み、共通事項の一つであるモノづくりを通して民・民の交流も生まれています。

ホストタウンの具体的な活動の中で、墨田のメリヤス企業3社とボリビアの日系アパレル企業ミツバとのコラボプロジェクトで応援団の法被が共同製作されました。せっかく始まった民・民の交流をを引き続き生かし、ボリビアを応援したい気持ちを持った仲間を増やし、集えるようにと墨田区×ボリビアの活動を継続してきました。

大会後もボリビアと日本の交流に賛同する方々との連携や、互いの国と地域発展につながるようなイベント等の企画や情報発信をすることを目的として活動してまいります。

またこの度、2020年に墨田区内に創立されたばかりのiU情報経営イノベーション専門職大学のiUグッズサークルのメンバーにもご協力いただけることになりました。墨田区の日本屈指の観光地、伝統的な地場産業や職人技を擁するという風土と、彼らの若いアイデアや技術を融合し、応援ムードを盛り上げるべく、大会前からの情報発信の方法や事前イベントを一緒に企画し実行しました。今回ボリビア選手への応援と親しみを込めたTシャツも企業と学生で一緒になって考え製作しました。

ボリビアー日本フレンドシップグループ
https://www.facebook.com/groups/bolivianippon

ホストタウン事業

ホストタウンとは、東京大会の開催により、世界中から多くの選手や観客が来訪することを契機に、全国の地方公共団体と大会参加国・地域との人的・経済的・文化的な交流を通じ、スポーツ振興、グローバル化の推進、地域の活性化、観光振興等に貢献することを目的としています。また、東京大会後も、末永い交流が実現することを目指しています。

iUグッズサークル

私たちのiU墨田キャンパスがある墨田をはじめとする周辺、台東区、葛飾区など東東京はものづくりのまちとしてものづくりの職人が集まり、技術と人材があります。この恵まれた環境下でものづくりに携わる人から、ものづくりの工程から、会社経営について、ものをつくるためにおさえておくべきこと等様々なことを直接伝授して頂いております。今回顧問である久米教授よりオレンジトーキョー株式会社、客員教授である小高集様を紹介して頂きました。小高様から墨田区のものづくりに携わる人を繋いで頂き、私たちの学びの場を提供して頂いております。iUグッズとしてiU生がオリジナルのグッズをデザインし制作していきます。iU生は各人がそれぞれ独特の価値観と発想を持っています。それぞれが様々なアイデアを出してくれます。アイデアをグッズという目に見える形にし、お客様に届けます。起業に必要なアイデアを形にする力やマネタイズ、マーケティング等を講義での学びだけでなく実践として体得することができます。大学生に使って頂くもの、起業家に使って頂くものをはじめ、一般的な日用品も製作していければと考えています。

Twitter:@iU_goodsclub mail:goodsc.iu@gmail.com

iU情報経営イノベーション専門職大学

https://www.i-u.ac.jp/